かな配列3つ目として月見草配列を試しています。 1ヶ月程度タイピングソフトで練習しました。 ここでは使用感などを書きます。
少し改造
「ち」の割り当てを移動
もともとの月見草配列v2では「ち」、「り」はそれぞれ「[」、「'」キーに割り当てられている。
このために右小指の割り当てが多く、打ち分けるのが難しいのでミスタイプが頻繁に起こる。
これは月見草エキス配列を試したときと同じ症状だ。
これがやっぱり自分には合わないと感じたので、「ち」とその拗音の割り当てをYキーに移した。 もともとYキーには何も割り当てられてなかったのでこの変更は簡単。 さらに「り」も移動したいが、これは簡単にはできないのでそのまま。 ただ、「ち」の移動だけでかなり打ち間違いが減った。

後置シフト単押しの「、」「・」「。」
後置シフトのE、S、Fの単押しには「、」、「・」、「。」が割り当てられている。これは少し癖があって、これらを出力したい場合はその前の入力を確定させないといけない。これがどうも自分にはなじまなかったので、スペース長押しでQWERTYレイヤーにして入力することした。 まだ作文に月見草配列を使用していないのでイマイチこの変更がいいのかわからない。
使用感
やっぱり拗音は気持ちいい
拗音は月見草エキス配列と同様に気持ちがいい。ただ、やっぱり「ょ」と「ゅ」の混同が起こる。月見草エキス配列を練習していたときよりはマシになっている気がするので、時間がかかるかもしれないが訓練で解決しそうな気がする。 「ひょ」(JKS)や「みゅ」(JDF)などは、3キーを素早くタイプする必要がある。 まだ慣れていないのでミスが多いが、打ちやすい運指なのでこれも慣れの問題だろう。
「う」につながる運指も気持ちいい
もう一つ気持ちがいいのは「う」につながる運指。月見草エキス配列で「しょう」「りょう」などは気持ちがいい運指だったが、月見草配列ではNSD、”SDとなり同様に気持ちいい。これらに加え、「おう」(KFD)、「どう」(LFD)、「ろう」(ISD)、「よう」(MFD)など、「う」につながる、右1打+左2打の気持ちいい運指が複数存在する。「う」に吸い込まれている感じがする不思議な感覚があって面白い。気持ちのいいタイピングができる配列を求めているので、拗音+この点は自分の中でかなりポイントが高い。
ひどく辛い運指はない
また、ひどく辛い悪運指と感じるものがほとんどないのも良い。 ロゴス配列でもそうだったが、その辺りをケアしてうまく設計された配列という印象がある。
やや苦手なキー、運指
ホームポジションから遠いBキー、Yキーにある「は」「ち」(「ち」は改造したため)は未だにミスタイプが多い。ただしQWERTY配列でローマ字入力するときや英語の入力ではB、Yは別にミスしやすいわけではないので、慣れの問題だろう。
「ぎょ」(VS)、「ぎょう」(VSD)はまだ苦手意識がある。「ぎょ」はこれは同時押しできる組み合わせの2キーなので練習すれば素早く打てるようになるはず。一方、「ぎょう」は少し指が動かしづらくタイプが遅い。
長音記号2ストロークの違和感
違和感があるのは長音記号。これまで触った月見草エキス配列やロゴス配列では単押しで入力できたのに対し、月見草配列ではMSの2ストロークになる。打ちやすい運指ではあるが、「コーヒー」(HMSJKMS)、「キーボード」(UMSSFMSLF)など、長音記号が2つとか出てくるとやたら指を動かさないといけない感覚がある。長年使用してきたローマ字入力でも単押しであり、今まで2ストロークで長音記号を入力したことがないことがこの違和感の原因かもしれない。慣れの問題のような気がするが、ローマ字入力と同じにして「-」キーにしてもいいかもしれない。あるいは2キー同時押しにしてもいいかもしれない。例えば後置シフトのESFを連続で素早くタイプすることはないので、このどれかの2キー同時押しはありかもしれない。
1ヶ月間の成長の様子
以下のタイピングソフト・サイトで練習をした。
- タイプウェルR(QMKでキーボードからはアルファベットを出力しているため)
- Kiri typing
- myTyping 各指の特訓編
- e-typing 日本の昔話、世界の童話、世界の童話2
以下はタイプウェルRでの日ごとの平均タイム、ミス回数をプロットしたもの。 促音で必ずミス判定になってしまうので、ミス回数は実際よりも数回多くカウントされているはず。 日ごとの平均をとると、最初の数日を除いて急に成長することはなく、徐々に成績が良くなり、だんだん傾きが緩やかになってくる。 平均ミスタイプ数はほぼ一定になっている。速くタイプしようとしているせいだろうが、これはもっと減らしたいところ。

またKiri typingではベストスコアが出たときしか記録していないが、その変化をプロットしたのが下図。

こちらは徐々にミスが減っているようにも見える。練習を始めて1か月くらい経つと、ゆっくりタイプするとミスなしで打てることもある。 やっぱり練習のためにはミスしない意識を促すようなタイピングサイトが欲しいところ。
あとがき
月見草配列を1か月練習しましたが、気持ちよくタイピングできる瞬間が結構あるのでいい感じな気がします。
今のところ長音記号以外はとくに違和感がないのでもうしばらく使ってみようと思います。
この記事は自作したオリジナルキーボードunity69で書きました。



